ここには「本物の北海道」の食材があります。

全国展開しているチェーン店をはじめ、「北海道料理」を名乗るお店はたくさんあります。

「北海道料理スローフード&バー あてるい 恵比寿店」が、他の北海道料理店と違うのは「本物の北海道食材」を産地から直送してもらっていることです。

 

その姿勢をご評価いただいたマスコミからも取材を受けました。

グルメ雑誌dancyu
dancyu「北海道九州を食べつくす」特集に取材されました。
ヒルナンデスの取材中写真
TV「ヒルナンデス」であてるいの熟成キンキのしゃぶしゃぶ鍋が放映されました。

 

正直に告白します。

「本物の食材」にこだわればこだわるほど、商売としてはうまみが少ないのが事実です。

 

それでも、儲けるために適当な食材を扱いたくはない。

私たちが「北海道の本物の食材」と「産地直送」のこだわるのは、こんな経験がベースになっています。

 

 

「こんなのホッケじゃない」

店主 根布谷 慎治
店主 根布谷 慎治

私は思わず大声で叫んでいました。

 

30数年前、とある都内の居酒屋で食べたホッケは、
 冷凍やけで脂気が無くパサパサでした。

 「東京の人たちは、コレを北海道のホッケだと思っているのだろうか?」
そう考えると、無性に悲しくて、悔しかったのです。


 なぜなら、私が北海道網走市の漁家出身だからです。

 祖父がサロマ湖で、父が網走で漁業に携わっていたため、
 小さな頃から沢山の魚介類に囲まれました。

 母の干物作りを手伝い、自分で魚を釣ったり雲丹を獲ったりしたので、
 魚類の目利きは、この時期に自然に培われたものです。


 上京してから外食の機会は色々ありましたが、
 肴酒ともにバランスが取れていて、
しかも本物の食材を提供するお店には、出会えませんでした。

40代半ばで自分のやりたいことをやろう、と決意し、
そして本物の北海道の食材を東京の人にも知って欲しいという思いが募り、
 2001年にオープンしたのが「あてるい」です。


 「美味しい肴と酒を楽しみたい大人だけに、落ち着ける空間で、本物の北海道の食材を知ってもらう大人の隠れ家」が当店のコンセプトです。

 

 

本物の食材にこだわるから、出来ないことも…

函館産春うに
函館産の春うに

「北海道のうに=バフンウニ」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

ところが、北海道産のバフンウニは夏場が旬です。

春先には、檜山地方や積丹のムラサキウニが美味しいので、そちらを使用します。

 

また、鮭は秋が旬と思われる方が多いのですが、5月~8月前半に獲れる「トキシラズ」と呼ばれる鮭は絶品です。秋口の鮭よりも脂のりが良いので、焼物だけでなく、しゃぶしゃぶにしても、熟成させた刺身にしても絶品です。正直に言いますと、全身がトロのように油がのった「鮭児(ケイジ)」と呼ばれる鮭が、市場では高級魚としてもてはやされますが、トキシラズの大型は、「鮭児(ケイジ)」と遜色が無い脂のりです。

 

このように、当店はその時期に旬の食材を、北海道から取り寄せます。

だから、同じ料理が一年中あるわけではありません。


また、魚は漁師や漁業関係者から直接食材を取り寄せます。

だから、海が荒れて漁師が漁に出ないと、魚の種類が少ないこともあります。

「北海道の本物」にこだわるゆえ、いつも同じ食材や料理をご提供できないこともあります。何卒、ご理解下さいませ。

 

ネットからの予約は1日3組に限定する理由

あてるいの店内

また、当店は20席の小さな店です。

さらに、常連様に支えられて13年営業を続けております。

コースは完全予約制になります。

 

常連様を大切にするために、会員制に移行している最中です。尚、会員様からご紹介がない、初めて当店にお越しになる方は、恐れ入りますが一日3組限定とさせていただきます。

 

 

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